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サトミ

大学受験失敗、激務のSE時代、退職、身近な人の死・・・10代、20代と目まぐるしい時間を過ごしてきた中で、自分の人生ってなんだろうと深く考えるようになる。 モノと気持ちの整理をすることで、より豊かな人生を歩みたい、そんな思いでこのサイトを運営中。

ケイコケイコ

生前整理で写真やアルバムを整理したいけど、何だか捨てるに捨てれない…

そんな風にお悩みではないですか?

思い出の品だからこそ、どうやったら良いのか悩ましいところだと思います。

写真を整理することは、自分の過去を振り返れて、思い出の整理ができるメリットがあります。

しかし、生前に写真をしっかり整理していない場合、家族に写真の整理の判断を委ねることになるので、どれを処分したら良いのか分からない、他人の写真を捨てるのなんか辛いという負担をかけることになってしまいます

ケイコケイコ

あんまり考えてなかったけど、そんなことで家族に負担をかけたくない!!
でも、頭では何とかしないといけないのは分かるんだけど、どうやったら良いのかしら・・・

生前整理プロみな生前整理プロみな

ケイコさんが写真を整理できない一番の原因は、亡くなった家族と写っている写真や、自分の小さい頃や自分の大切な人と撮った大切な思い出の写真だからこそ、より捨てるのが辛くなっているんだと思います。

ケイコケイコ

確かにその通り!
自分の小さい頃の思い出とか大切な写真って、捨てたら二度と振り返られないし、捨てることは出来ないって思ってます。

生前整理プロみな生前整理プロみな

後は、そのまま捨てるのも、何だかたたりにあいそう、呪われちゃうかも・・!?と考えてしまって、なかなか整理が進んでいないのではないですか?

ケイコケイコ

それもあるかも・・・
亡くなった祖母と写ってる写真とか特に振り返ってると、まだ生きてそうで、捨てるのとか辛すぎるんです!!

生前整理プロみな生前整理プロみな

お気持ち分かります!
そんなお困りの方に向けて、今回は生前整理で行う写真やアルバムの整理方法だけでなく、気持ちの面でもどう向き合ったら良いか紹介しますね!

思い出が詰まっている写真を捨てるのは辛い・・・この気持どうしたらいい?

思い出が詰まっている写真は捨てるのは、とても辛いと思います。
かといって、整理しないと、大量にあるアルバムを後々残された家族が処分するという負担を強いることになったり、場所も取るので何とかしたい気もする・・・という複雑な気持ちであると思います。

そこでおすすめしたいのが、捨てるというのではなく、別の形で残しておくことです。
写真もスキャンして、DVDやアルバムに取っておくことで、場所も取りませんし、データ上でいつでも振り返ることができます。

これは!という必要最小限のモノは、現状のまま写真として残しておいて、それ以外は、スキャンすることで、かなりすっきり整理することも出来ます。
そうすることで、捨てるという事に対して辛い気持ちになっている気持ちもデータで残るので、軽減できます。

スキャンした後は、実際にゴミとして処分することになりますが、それ自体も捨てるのが何だか気が引ける場合は、供養に出してきちんとお焚き上げしてもらう方法もあります。

POINT
・写真はスキャン等でデータ化して保存しておく。そうすることでデータ上では残るので、捨てるという辛い気持ちを軽くできる。
・保存した後の写真を捨てるのに気が引ける場合は、供養という形を取る。

生前整理プロみな生前整理プロみな

では、具体的に写真やアルバムをどうすればうまく整理出来るかを次に紹介していくのでご覧下さい!

生前整理での写真・アルバムの整理方法

必要な写真だけをしっかり残していくにも、手順があります。
その手順をやることで、大事な写真は残すことができます!

では、順番に説明します。

1.アルバムに挟んでいる写真を取り出す

まずは、アルバムに挟んでいる写真を取り出していきます
アルバムも何個もある場合は、1つずつ行っていきましょう。

一気に全部やろうとすると、モチベーションも続きません。
少しずつという意味でも、まずは1つ1つの考えでやりましょう。

2.残す写真を選ぶ

残す写真ですが、大事なポイントは「その写真を見て思い出をしっかり語れるか」になります。

ただ単純に必要な写真を残すとしては、コレもアレも残したい!となってしまうので、結局全部残ってしまい、整理がそもそも出来ません

なので、例を言うと、風景だけの写真の場合は、省きます。
写真を残す場合は、写真の主人公は’あなた’です。
自分自身が写っていない写真は、処分の対象としましょう。

全体で、残す写真の目安としては、30枚〜50枚となります。
それ以上になる場合は、最終的にこの目安になるぐらいまで写真を整理してみて下さい。

3.小さめのアルバムに貼る

次に、写真の整理ができたら、アルバムに入れていきます。
もともと入れていたアルバムでも良いのですが、持ち運びがしやすい、L判ぐらいの小さめのアルバムに入れるのがおすすめです。

この小さいアルバムに入れるメリットは、収納がしやすいということです。

どうしても大きなアルバムというのは、場所をとります。
先程説明した30〜50枚ぐらいであれば、このアルバムのサイズ感がちょうどよいです。

また、持ち運びがしやすいので、思い出を共有したい人のところへ気軽に持っていけるので便利です。

また、自分が亡くなった後も、家族に引き継ぎやすいというメリットもあります。

3.いつ撮ったのか、その時の状況など一言コメントを添える

生前にできるメリットとして、この写真をどのタイミングに撮っていたのか、またこの写真はどんな状況だったのかを思い返せることです。
それらの思いを一言添えることで、整理したアルバムを振り返る時に、その時の記憶を呼び起こすことができます。

4.残さない写真の処分の仕方を決める

写真として残さないと決めた写真は、2つの対応方法があります。

①そのままゴミとして処分する
②スキャンして、CDやDVDに保存しておく。その後は、お焚き上げして処分する。

①は、そのままゴミとして処分してもいいと思える場合です。
ゴミとして処分する場合も、ただ捨てるのではなく、「ありがとう」という気持ちを込めて捨てることで、しっかり写真を整理するケジメを付けられます。

②は、ゴミとして処分することがためらわれる場合で、スキャンしてデータとして保存して残しておきましょう。
そうすることで、データとしては写真を残すことが可能です。スキャンしたその後は、お焚き上げして、しっかり供養してもらいましょう。

生前整理プロみな生前整理プロみな

どちらの方法も最終的に処分することになりますが、持ち主の手から離れる際に、「ありがとう」という気持ちを込めて処分するのが大事ですね。

デジタル写真の場合もしっかり整理しておいて、見やすいようにしておく!

デジタル写真のメリットは、空間の場所をとりませんが、全く整理できていないと、本当に見たい写真が見れないといったデメリットがあります

現像している写真と同様、「その写真を見て思い出をしっかり語れるか」の観点で整理しておきましょう。

遺品整理では写真・アルバムはどう整理する?

遺品整理の場合は、家族が行うことになります。
本人でない思い出の写真となると整理しにくいと思いますが、整理の方法として、以下の2つがあります。

方法①残す写真はデジタル化する

プリントされている写真の場合は、どうしても場所を取ります。
なので、おすすめなのが、デジタル化です。

お店に依頼することで、スキャンしてもらえるサービスがあるので、是非利用してみましょう。

スキャンサービスを提供しているおすすめの会社は以下の通りです。
節目写真館
Smile Sharing
うるるBPO

また自宅にスキャナがある場合は、手間はかかりますが、コストを抑えられるので、自分でしてみても良いかもしれませんね。

方法②処分する写真はゴミに出すか、供養に出す。

処分する対象にした写真は、通常の家庭ゴミとして出すことは可能ですが、思い出の品出し、遺品なのでなんか捨てにくいと思われる人もいると思います。

そういった場合は、供養という形で処分をしましょう
供養できる場所として大きく2つあるので、紹介します。

・お寺や神社

檀家(だんか)や氏子(うじこ)のみの受け付けてくれないところおあれば、全国対応しているところもあります。
ホームページを開設している寺社仏閣も多いので、確認してみましょう。

・生前整理・遺品整理業者

生前整理や遺品整理を行っている業者でも、この遺品の供養を代行してくれる業者もあるので、遺品整理もやりたいという方は、是非合わせて利用してみることをおすすめします。

まとめ

以上となります。
写真も、いつか整理しないとと考えていても、なかなか手がついていない場合も多いです。

写真を整理することで、今までの人生を振り返ることができます。
でも、それは生きている間で、しかも判断力もある元気な間でしかできません。

これを機会に是非、写真やアルバムの整理を行って頂ければと思います。