The following two tabs change content below.

サトミ

大学受験失敗、激務のSE時代、退職、身近な人の死・・・10代、20代と目まぐるしい時間を過ごしてきた中で、自分の人生ってなんだろうと深く考えるようになる。 モノと気持ちの整理をすることで、より豊かな人生を歩みたい、そんな思いでこのサイトを運営中。

部屋を片付けたいけど、片付けられない・・・これって病気?
部屋が片付けられないのは、自分がだらしがないからなの?

とお悩みではないですか?

片付けや掃除が苦手で、自分の部屋がいつもゴミ屋敷で片付かないというのも、実は精神的な病気であることが考えられます。

誰にも理解されずに、1人で悩んでいませんか?
病気という事に気付かずに、自分がダラシないからだと自分を追い込んでしまうことで、精神的にまいってしまい、うつ病になってしまうケースもあります。

こんな事にならないためにも、片付けられない事が病気でないかどうかを把握する必要があります。

そこで今回は、片付けができないことで考えられる病気を紹介し、どのような対処法があるのかを徹底的に解説していきます!

「片付けられない」で考えられる5つの症状

片付けられないことで考えられる病気としては5つあります。
これって私のこと?と思い当たる節がないか、確認しながら見てもらえたらと思います。

①ADHD(多動性症候群)
②うつ病
③統合失調症
④認知症
⑤強迫性障害

それでは順に説明していきますね。

症状①ADHD(多動性症候群)

ADHDとは、多動性症候群とも呼ばれ、大きく以下の3つの特徴があります。

・集中力が続かない、じっとしていることが苦手
・忘れっぽい、よくモノを無くす
・すぐに気がそれる、落ち着きがない

といった症状があります。

ADHDの人が片付けられない理由として、集中力が続かないので、片付けを最後まですることができず、部屋が片付けられないのが特徴としてあります。

症状②うつ病

うつ病は、憂うつな気分によって、食欲、睡眠など、さまざまな意欲が低下した状態を指します。

うつ病の人が片付けられない理由として、何をするにも、しんど気持ちが勝ってしまっているので、片付けることも出来ない状態になっているのが特徴としてあります。

症状③統合失調症

統合失調症は、幻覚や妄想が見える、何かをする意欲が無くなってしまったなどさまざまな特徴がある病気です。

この病気は、日常生活を送ることが困難となるので、当然片付け自体もできなくなります。

症状④認知症

認知症は、脳の機能が衰えて記憶力や判断力が低下する病気となります。
主に高齢の方に見られる症状ですが、一度発症すると現在の医学では治すことはでません。

認知症の人が片付けられない理由として、判断力が低下するので、不用品を捨てる判断ができないことが挙げられます。

また、どこにしまったのかを記憶できないので、家中を探し回ってしまい、部屋が散らかってしまうといったケースが多く見受けられます。

症状⑤強迫性障害

強迫性障害は、自分の意思に反して、強い強迫観念により、何度も同じ行動を繰り返すといった症状が特徴の病気です。
例として、汚れが気になって何度も手を洗ったり、戸締まりを何度も確認してしまうといった行動を起こします。

強迫性障害の人が片付けられない理由として、ゴミの中に大事なモノがあるかもしれないという強迫観念で、モノが捨てられずに、いつまで経っても片付かないのが特徴としてあります。

片付けられないのは病気かも?そんな疑いがある場合はすぐに専門の医療機関へ!

ここで初回した症状に思い当たる節がある方は、まずは精神科などの医療機関へ受診をしましょう。

それも、気づいたタイミングで一刻も早く受診するべきです。

なぜなら、このような症状も治療を受けることで、症状を治したり、進行を遅らせたりすることあるからです。

もし病気なら、片付けはどうやったらいい?

まずは、家族や親しい友人・知人に相談してみましょう。

このような症状の病気を抱えてする片付けは、とても1人でするのは困難です。
なので、家族や友人などに手伝ってもらえないかお願いしてみることですね。

もし、家族が遠くに住んでいる、一人暮らしで誰にも頼れない・・・
そんな時は、地域に有る保健所や以下のように各都道府県にある「精神保健センター」相談してみるのも一つの手段です。

私もこのようなサービスがあるのを知らなかったのですが、精神的な病気で困っている人をサポートしてくれる公的なサービスとなります。

https://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/mhcenter.html

片付けで困っている現状を話して、相談に乗ってもらいましょう。

片付けが出来ない場合にプロの業者にお願いする

片付けを業者にお願いするのも一つの手段です。
やはりプロにお願いすることで、自分が片付ける手間をかけることなく、速く、そしてキレイに部屋を片付けてもらえます。

片付けの業者も色々ありますが、おすすめしたいのは「みんなの遺品整理」です。
ここは、遺品整理だけでなく、老後やこれからの生活を良くする片付けとしての生前整理も行っています

このような業者は、ゴミ屋敷のような、特に片付けが大変な家の片付けも行えます。
高額請求されないか心配・・・という場合も、見積もり比較をした上で、業者を選ぶことができるので、安心です。

見積もりも無料で行ってくれるので、気になる方はまず相談してみましょう。



まとめ

片付けられない原因として考えられる5つの精神的な病気を紹介しましたが、ここに挙げた症状にもしかしたらあてはまるかも・・・とお思いの方は、早急に専門の医療機関で受診しましょう。

このような病気が原因で片付けができない場合は、1人で片付けることは難しいです。
まずは、家族や知人に相談することで、片付けを一緒にやってもらったりサポートをしてもらいましょう。

もし、頼れる人がいない場合は、自分が住んでいる自治体の保健所や精神保健センターに相談して、アドバイスを受けましょう。

また、片付けを専門に行なっているプロの業者に依頼することで、自分の片付けの手間をかけることなく、早く、そしてキレイに片付けてもらうのも一つの手段です。

病気で片付けられないことは、決して本人が悪い、本人がダラシがないからではありません。
片付けができない自分を責めてばかりいませんか?
まずは、周りの誰かに相談してみることから始めてみましょう。