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サトミ

大学受験失敗、激務のSE時代、退職、身近な人の死・・・10代、20代と目まぐるしい時間を過ごしてきた中で、自分の人生ってなんだろうと深く考えるようになる。 モノと気持ちの整理をすることで、より豊かな人生を歩みたい、そんな思いでこのサイトを運営中。

防災対策って何をしたら良いの?
片付けは防災対策になる?

と気になっていませんか?

地震や、大雨、台風など、いつ自分が自然災害で、避難を強いられることになるか分かりません。

避難するにも、片付けがしっかり出来ていないと、家から出られずに自分の命を危険な目にさらしてしまうことにもなりかねません。

防災対策のための片付けというのはとても大事です。

では、災害にあった時に備えてできる家の片付けはどのようにやれば良いのかを徹底的に解説していきます!

防災対策を考えた6つの片付け方法

災害が起きて、避難が必要になった時に、できるだけ危険がなく、すぐ避難ができるようにするためにも、日々の片付けがとても大事です。

そこで、大事な6つの片付けをご紹介。

①出入り口や通路にはモノを置かない
②家具の転倒や落下を防止する
③非常用持ち出しは取り出しやすい場所へ
④日常の食料を備蓄に回すローリングストック法で備える
⑤モノの片付けだけでなく、避難所、緊急連絡先をまとめておく
⑥1年以上使っていないモノは処分し、できるだけ不用品を持たない

それでは順に紹介していきます!

①出入り口や通路にはモノを置かない

家の玄関である出入り口だけでなく、部屋から部屋への移動での出入り口や、避難する際に通る通路には、モノを置かないようにしましょう。

例えば地震が起きた時に、モノが沢山置かれている状態だと、さらに地震で散らかってしまい、出入り口を塞ぐ可能性があります。

なので、自分が通る場所にモノを置いておくことは危険です。

避難する時に大事なのが、出入り口が確保できていること、通路がスムーズに通れることになるので、モノは置かないようにしましょう。

②家具の転倒や落下を防止する

家具の転倒や落下を防止するようにする必要があります。
特に地震などでは、テレビの上に置いているモノが落ちて床にガラスの破片が飛び散ったとなってしまっては、怪我をする恐れがあります。

そこで、家具別に防災対策を紹介します!
食器棚
扉式の場合は、食器棚から食器が落ちないように、留め金を付けておきましょう。
また、食器が滑り落ちることを防ぐ為に、滑り止めのシートやふきんを敷いておくとさらに安心です。

本棚
本棚自体が倒れないように、L字金具等でしっかり連結しておきましょう。
本は1冊ではそこまで重量感はないですが、何冊も積み重なるとそれに比例してかなり重くなります。もし自分が本棚の近くにいる時に倒れてきては、大変なので、防災対策をしっかりしましょう。

テレビ
転倒防止用の粘着マットを貼る、またテレビ台の周りにモノを置かないようにしまそう。
テレビ台の周りってモノを起きやすいのでついつい置いてしまいがちですが、ここは何も置かないことを心がけて下さい。

照明器具
1本の線で吊るされているようなペンダントライトの場合、ワイヤーを増やして、揺れを抑えるようにしましょう。

また直観型蛍光灯の場合は、耐熱テープや落下防止ホルダーで固定します。

③非常用の持ち出しモノは取り出しやすい場所へ

避難をする場合で、非常用の持ち出しキットなどを用意している場合は、すぐに取り出せるように、玄関口に置いておくなど、決められた場所で、持ち出しやすい場所に置いておきましょう。

④日常の食料を備蓄に回すローリングストック法で備える

片付けとは別ですが、非常食の備蓄については、日常の食料を備蓄に回すローリングストック法で備えておきましょう。

目安は、3日分ぐらいを備蓄しておき、1ヶ月に1,2度食べて、食べた分をまた備蓄するというやり方になります。

何かあった時に日常に使っている食料を非常食に充てられるので、いつ使うか分からず賞味期限を過ぎて廃棄してしまうという失敗が起きないので、おすすめです。

⑤モノの片付けだけでなく、避難所、緊急連絡先をまとめておく

モノの片付けだけでなく、自分が住んでいる最寄りの避難所や、家族が遠方に住んでいる関係で何かあった時の連絡先をまとめておくことも重要です。

これらの情報も事前に知っておくことで、いざという時に備えられます。

⑥1年以上使っていないモノは処分し、できるだけ不用品を持たない

1年以上使っていないモノは処分し、家の中にできるだけ不用品を置かないようにすることも防災対策として重要です。

不要なモノに囲まれている生活は、足の踏み場もなく、素早い行動を求められる災害時にはとても危険です。

なので、一気にやるのは大変なので、まずは少しづつ整理をしましょう。

実話!モノを片付けた事で怪我を免れた!?

これは知り合いから聞いた話ですが、2018年6月に起こった大阪北部大震災で、片付けていたことにより、怪我を免れたという実話があります。

その方の家庭では、もう卒業してから何十年と経つのに家にはまだランドセルがあったそう。
全然片付けられてなかった事を気にされて、地震の前に意を決して整理されたそうです。
その時に、持っていた大きな折り畳み式のガラス机を使っていないので処分したそうです。

その後しばらくして、あの地震が起きて、その方の家も地震の影響を受けたそうです。
その時に思ったのが、あの机を処分していなかったら、粉々になって、家族がその壊れた破片で怪我をすることになっていたかもと話していました。

このように片付けていたことで、地震から身を守ることができたそうです!
この話を聞いて、私も災害に備えた片付けの重要性を改めて実感できました。

防災に備える片付けは生前整理の考え方にも繋がる

防災のための片付けは、何かあった時に備える、また、安心安全な生活を送るという
意味があります。
この考えは、自分が亡くなった時、自分の老後に備えて行う生前整理の考え方に共通しています。

生前整理では、残された家族に迷惑をかけないという意味もありますが、自分の老後をより快適に過ごせるようにという大きな意味があります。

防災のための片付けというのは、実は生前整理にも繋がるのです。
今、防災対策の為の片付けをしようと思われていると思いますが、是非この機会に生前整理という身の回りの整理も始めてみませんか?

以下に生前整理のやり方について、記事をまとめているので、是非参考にして下さい!

まとめ

防災のためにできる片付けとして大事なことは、モノを出入り口や通路に置かないことです。
また、非常用の持ち出しバッグは、誰もが取り出せるように分かりやすい場所に置いておきましょう。
片付けだけでなく、避難所や緊急時の連絡先の把握、ローリングストック法で非常食の備蓄を紹介しました。

いつ何が起こるかわからない災害に対しての備えや片付けも、身の回りの整理を行う生前整理と考えが共通しています。

生前整理は、自分の老後に向けて、より快適な生活を前向きに行うという意味があります。
気になる方は是非記事見ていって下さい。