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サトミ

大学受験失敗、激務のSE時代、退職、身近な人の死・・・10代、20代と目まぐるしい時間を過ごしてきた中で、自分の人生ってなんだろうと深く考えるようになる。 モノと気持ちの整理をすることで、より豊かな人生を歩みたい、そんな思いでこのサイトを運営中。

遺品整理で位牌を処分したいけど、どうやったらいいの?
とお悩みではないですか?

亡くなった方の戒名が書かれた位牌は、処分をするにも、故人の魂が込められた大切なモノなので、処分の仕方も悩みますよね。

位牌は、普通のゴミとして処分するのではなく、正しい処分方法があります。
そこで、今回は、遺品整理でやる位牌の処分方法について解説していいますね!

位牌を処分する際のNG行為

位牌を処分する際には、先程も述べたようにゴミとして捨ててはいけません。

実際に、ゴミとして処分した時によく言うたたりに合うかも!?
という風に思われるかもしれませんね。

実際にたたりに合うことはあり得ないことかもしれません。
また、ゴミとして捨てたことでたたりにあったという話は色々探してみましたが、見つかりませんでした。

ただ、亡くなった方の大切な魂が込められたモノですし、ゴミとして処分した時に、ご近所さんが気付かれても良い気分にはなりません。

なのでゴミとしては処分しないようにしましょう。

位牌は各宗教で取り扱いが異なる?事前に確認

位牌の処分というのは各宗教で取扱が異なってきます。
宗派によっては、魂抜きやお焚きあげを行っていないところもあります。

そのため、まずは自分の宗派の位牌の処分方法を確認してみましょう。

位牌を処分するために必要な2つの手順

位牌を処分するには、通常2つの手順が必要になります。
処分ができる状態にするにも正しい手順があります。

①魂抜き
②お焚き上げ

それでは順に説明していきますね〜!

①魂抜き

まずは位牌に宿った故人の魂を抜いてもらいます。
この行為自体は、お寺の僧侶が行ってくれます。
魂を抜かれた位牌は、ただの物品になります。

②お焚き上げ

魂を抜かれた後は、お焚き上げをします。
お焚き上げは、感謝の気持ちを込めて浄火して天に戻すことを指します。

位牌以外にも、お人形であったり、仏壇や神棚もお焚き上げするのが基本となります。

位牌の処分はどこにお願いできる3つの場所

では位牌の処分はどこにお願いできるのかですが、ここでは3つの場所ですることが可能です。

①お寺
②仏壇店
③遺品整理業者

それでは順に説明していきますね〜!

①お寺

お寺にお願いするのが1つの手段としてあります。
ただ、お寺の規模によっては、魂抜きはするけど、お焚き上げは行っていない場合があったりするので、事前に確認しておきましょう。

ちなみに費用の相場としては、魂抜き・お焚き上げを入れて、大体10,000円〜50,000円ぐらいになります。

②仏壇店

仏壇店で位牌の処分を依頼することも可能です。
但し、魂抜きは仏壇店ではできないので、処分のみの受付となります。

なので、お寺で魂抜きをしてもらった後で、回収を仏壇店に任せる方も多くいます。

仏壇店に依頼する場合の費用の相場としては、数千円ほどとなります。

③遺品整理業者

遺品整理と同じタイミングで、位牌も合わせて処分したい場合は、遺品整理業者にお願いするのも一つの手段です。

業者によっては、行っていないところもあるので、事前に確認が必要ですが、遺品整理と同じということであれば、無料で行ってくれるところもあるとのこと。

なので、遺品整理を業者に依頼する場合は、合わせて依頼してみましょう。

遺品整理はとても大変な作業。だからこそ大事な生前整理

今回は位牌の遺品整理の詳細を紹介しましたが、遺品整理は他にも服や、書類、靴、かばん・・・とにかく捨てるにも気が引けるしで、片付ける家族にとっては、とても大変な作業です。

残された家族に大きな負担をかけないためにも、生前にできることはあります。
それは、生前整理です。

生前整理は、自分が亡くなった後に残される家族に迷惑をかけないよう、身の回りを整理することにあります。

いつからという明確な基準はありませんが、気付いたらすぐ始めるのがベストです。
私も今、生前整理を少しづつですが始めています。

以下に生前整理のやり方の記事をまとめているので是非参考にしていただければと思います。

どうすればいい?生前整理のやり方を4つのステップで徹底解説!

まとめ

位牌は、魂抜きの後にお焚き上げをするのが通常です。
出来る場所としては、お寺、仏壇店、遺品整理業者とあります。

お寺で位牌を処分してもらうのが通常であると思いますが、遺品整理と同時にするのであれば遺品整理業者にお願いするほうが費用的にはかからないと思います。

遺品整理というのは家族にとって負担な作業です。
私も祖父の遺品整理を経験して身に染みました。。
だからこそ大事なのは生前整理をして、亡くなった後に向けて身の回りの整理をすることだと思います。

是非この記事をきっかけに生前整理を始めていただければと思います。