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サトミ

大学受験失敗、激務のSE時代、退職、身近な人の死・・・10代、20代と目まぐるしい時間を過ごしてきた中で、自分の人生ってなんだろうと深く考えるようになる。 モノと気持ちの整理をすることで、より豊かな人生を歩みたい、そんな思いでこのサイトを運営中。

故人が大事にしていたペットはどうしたらいい?
とお悩みではないですか?

家族が引き取るにも、遠方であったり、マンションに住んでいることから飼えないといった事情があると思います。
何もしないで放っておいてしまうと、孤独死したり、迷い子となって保健所で殺処分されてしまうという悲しい結果になりかねません!

このような事態を避けるためにも、ペットが今まで通り幸せな生活を送れるように対処をする必要があります。

そこで、今回は、故人が亡くなった際のペットにしてあげること2つと、合わせてペットが亡くなった場合の遺品整理を紹介します!

増えている高齢者のペット飼育

動物愛護団体の調査では、60歳代のペットを飼っている割合は、4割近く、
70歳代の場合は、3割近くとなります。
子供が自立して家を出で、高齢者のみの家庭で、犬や猫などのペットを飼う家庭が増えているようです。

動物との生活は、単調な生活に張りをもたらしてくれる効果もあります。
このような理由から、ペットを飼う高齢者が増えているようです。

飼えないペットはどうしたらいい?2つの対応方法

亡くなった故人が飼っていたペットを、家族が引き継ぎできない場合どうしたらいいか悩まれると思いますが、2つの対応方法があります。

①里親を募集
②動物愛護団体やNPO法人に相談

それでは順に紹介していきますねー!

①里親を募集

まずは新しい飼い主を見つけるために、里親を募集する方法があります。
近所の人、知人に聞くことで新しい飼い主が見つかる場合もありますが、どうしても難しい場合は、ネットでの里親募集もあります。

以下にネットの里親募集サイトを紹介します。
このサイトは全国に対応している里親募集サイトになります。

https://www.pet-home.jp/

②動物愛護団体やNPO法人に相談

動物愛護団体やNPO法人に相談して里親を紹介してもらうのも一つの手段です。
里親を誰でも良いので受け入れるということはしておらず、慎重に審査をした上で里親を決めるような手順を取っている団体もあります。

避けるべき保健所への引き渡し

保健所へ引き取られた飼い主がいなくなったペットたちは、4日で殺処分されるのが現状です。

飼い主も決してこのような結末を望んでいません。
遺族が亡くなった後に、家族が引き取ることができずに保健所に預ける人もいますが、
ペットのためにも保健所への引き渡しは避けるようにすべきです。

次にペットが亡くなった場合の遺品整理の方法について紹介します。

ペットの遺品整理の4つのやり方

ペットが亡くなった後、首輪や、暮らしていた小屋など、多くはないにしてもペットの遺品もいくつかあると思います。

①知り合いにあげる
②思い出として保管
③業者で供養してもらう
④ゴミとして処分

①知り合いにあげる

ペットを飼っている知り合いにあげるのも1つの手段です。
例えば犬の場合であれば、犬を飼っている飼い主に譲ることもできると思います。
捨てるには・・・と思っている場合は、譲ることも選択肢の一つですね。

②思い出として保管

思い出として保管しても良いでしょう。
但し、時間が経つと劣化してくるので、汚れを取って、湿気が少ない場所で保管状態に気を付けながら置いておくことをおすすめします。

③業者で供養してもらう

どうしてもゴミとして処分するには気が引ける・・・と思われる場合は、ペットの遺品を供養してくれる遺品整理業者もいます。

ペットは家族という考えで出来たサービスで、まだそこまで多くはないですが、ペット専用の遺品供養を提供している業者もあります。

値段は業者によってさまざまですが、値段比較をするためにも一括見積もりがおすすめです。
見積もりも無料でしてくれるかもポイントになりますね。
気になる方は是非利用してみてはいかがでしょうか。

おすすめの業者はこちら

④ゴミとして処分

最後はゴミとして処分する方法です。
首輪やドッグウエアなど、使われている素材に応じて、燃えるゴミ/燃えないゴミに区別して処分しましょう。

ただ、気持ちの整理が付いている場合になるので、無理にゴミとして処分する必要はありません。

気持ちの整理が付いていない場合は、思い出として保管、業者に供養してもらう方法を選択しましょう。

遺品整理は大変な作業!大事なのは生前整理

今回は亡くなった故人が残したペットや、ペットに関する遺品整理を説明しましたが、遺品整理はとにかく大変な作業です。

家族の時間や労力をかなり使います。
だからこそ、今度は自分にもしもの時があった時に備えて、自分の身の回りの整理をしておくことはとても大事です。
身の回りの整理をすることを、生前整理と言います。

自分が亡くなった時に家族に迷惑をかけないという点と、自分の老後を快適に過ごすという大きな目的があります。

私は今、少しずつですが、生前整理を始めています。
なかなか片付けというのは、時間もかかるし、苦手な私にとっては、気が重い作業ではありますが、身の回りを整理することで気持ちもすっきりとします。

私なりに生前整理のやり方の記事を以下にまとめたので、是非参考にして下さい。

まとめ

亡くなった故人のペットは、里親を探せるサイトに登録するまたは動物愛護センターやNPO団体に相談することをおすすめします。

ペット自身の遺品整理は、知人に譲る、捨てるには気が引ける場合は、思い出の品としてとっておく、または業者にペット専用の遺品供養をしてもらうことが可能です。
ゴミとして処分するのは、本当に最終手段かなと思います。

遺品整理はとにかく時間もかかるし、気力体力が必要な作業です。
家族に負担をかけないためにも、生前整理を行っておくことですね。

気付いた今というタイミングで始めることがベストです。
是非この記事を参考にして頂けたらと思います。