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サトミ

大学受験失敗、激務のSE時代、退職、身近な人の死・・・10代、20代と目まぐるしい時間を過ごしてきた中で、自分の人生ってなんだろうと深く考えるようになる。 モノと気持ちの整理をすることで、より豊かな人生を歩みたい、そんな思いでこのサイトを運営中。

主婦ジュンコ

遺品整理をしようと思うけど、何から手を付けたらいいのか分からない・・・

とお悩みではないですか?

遺品整理は、思っている以上に大変な作業です。

実際に、私自身も祖父の遺品整理を行いましたが、急に亡くなったのもあり、何も整理されていなかったので、片付けるモノが次々出てくる出てくるという感じで、とても大変だった記憶があります。

生前整理プロのマナミ
賃貸の解約があったり、どうしても遺品整理に期限がある場合は、一刻も早く片付ける必要があります。
そこで今回は、遺品整理を経験した私だからこそ伝えられる遺品整理を上手く進めるコツを紹介していきます!

遺品整理とは

遺品整理とは、その名の通り、亡くなった故人の遺品を整理することにあります。

遺品も、服や靴など普段生活する上で身に付けていたものだけでなく、持っている貯金や土地、さらには株などの財産周りも整理することを言います。
特に現代社会は、昔と比べてモノに溢れた社会であるので、日常生活で必要としている以上のモノを持っている人が多いです。

モノを持っているということは、それだけ亡くなった方の遺品を整理するのもとても大変な作業ということが分かりますね。

遺品整理の何が大変?知っておきたい3つの大変さ

ここからは遺品整理の何が大変なのかを説明していきます。
実体験をした私自身の経験も交えて書いていきますね!

POINTその①思い出が蘇って整理するのが辛い
その②遺品の量が多すぎて片付けるのが大変
その③家族が把握していないモノが出てきて処分の仕方が分からない

その①思い出が蘇って整理するのが辛い

遺品整理で一番大変なのが、思い出が蘇って整理するのが精神的に辛いことです。
特に服は、亡くなった故人が生前まで身に付けていたのもあり、整理するのがとても辛いものがあります。

私の場合は、祖母が悲しみでとても遺品整理ができる状態ではなかったので、残りの家族で整理を行いました。

周りでサポートできる家族がいればまだ良いのですが、1人で行う場合は、なかなか作業も出来ずに、何年も遺品整理が出来ずにそのままという方もいらっしゃいます。

その②遺品の量が多すぎて片付けるのが大変

遺品の量が多いのも、片付けにかかる時間や体力をとても消耗します。
最近増えているゴミ屋敷というのは、高齢者の方に多く、そのまま亡くなられるケースも少なくありません。

そうなった場合に困るのが、残された家族です。
自分たちでは到底片付けが出来ないゴミや遺品の量に圧倒されるケースもあるとのこと。

とにかく量が多ければ多いほど、片付けるのも大変な作業になります。

その③家族が把握していないモノが出てきて処分の仕方が分からない

株や投資等、家族が把握していないようなモノのやり取りがあると対応や処分の仕方が分からず困った状況になります。

株や投資などは、自分がやっていれば、どのように対処したら良いか分かりますが、やっていなければ、解約の仕方も分からないので、調べるところから始めないといけないので、大変です。

また価値が分からない骨董品も同様ですね。

どれだけの価値があるのか分からなければ、買取してもらうにも、正しい価値も分からないので、手放すに手放せない状況となってしまうでしょう。

主婦ジュンコ

遺品整理も家族に大きな負担がかかるんだね。

生前整理プロのマナミ

そうなんです。
この事実を知らないまま遺品整理をしてもなかなか上手く行かないことが多いんです。

主婦ジュンコ

なるほど。
こんな大変な作業も一体どうやったら上手くいくのかしら・・・

生前整理プロのマナミ

大丈夫です!いくつかコツがあるので、その通りにやれば上手くいきます。
次に、大変な遺品整理もどうやれば上手く出来るのかを詳しく解説していきますね!

実体験者が語る!遺品整理を上手く進めるための手順4ステップ

遺品整理を上手く進めるためにも、あれもこれもとなっては上手くいきません。
大事なことは、手順通りに進めることです。

POINTステップ①まずは大型の家具/家電製品を処分
ステップ②整理する対象を決め1つずつやっていく
ステップ③家族が引き継げそうにないモノは処分の対象に
ステップ④ブランド品や骨董品など価値がありそうなモノは専門の買取業者を利用

そこで、今回は4つのステップでコツを紹介していきますね〜!

ステップ①まずは大型の家具/家電製品を処分

場所を取る家具・家電をまずは処分しましょう。

最初に家具・家電から始める理由は、場所を取ることと、場合によっては処分に時間がかかるからです。

家具や家電の処分方法は、色々ありますが、以下の記事に処分方法を紹介しているので、参考にして下さい。

ステップ②整理する対象を決め1つずつやっていく

沢山モノがある場合は、まず整理する対象を1つに決めて、片付けを行っていきましょう。
服や本、財産周りと色々とあると思いますが、時間が限られている場合は、以下の順でするのがおすすめです。

1.財産周り(預金通帳の解約/土地の名義変更など)
2.モノの整理
3.写真

財産周りは、できるだけ速やかに手続きするようになっているので、先に始めるのがベストです。
その後に、モノの整理を服や靴、本といった感じで、カテゴリ単位に進めていきましょう。

最後にある写真の整理は、気持ちの整理が付いてからでも良いと思います。

ステップ③家族が引き継げそうにないモノは処分の対象に

服や、靴、着物など、残された家族や親族で形見分けをして、それ以外の残ったモノは処分の対象にしましょう。

どうしても処分は気が引ける・・・という方は、供養という形でお焚き上げしてもらうことも可能です。

あとは、写真に取っておき、データで残して、処分するというやり方もおすすめです。
実際に、私も、祖母が捨てたがらないけど、残しておくには・・・となった服などは、写真に残しておくという形で、処分しました。

ステップ④ブランド品や骨董品など価値がありそうなモノは専門の買取業者を利用

ブランド品や骨董品などのように価値があるモノは、専門の買取業者を利用しましょう。
自分たちで価値が分からないモノは、プロの買取業者を利用するのがベストです。
相場より低い価格で買取されないためにも、以下のポイントを意識して買取に臨みましょう!

買取時のポイント・高額買取している実績があるか
・査定自体は、そもそも無料か
・買取してもらった後に、一定期間(例えば1週間とか)であれば契約解除できるクーリングオフの制度があるか
・スタッフの相性が合わない時に、別の査定員にお願いできるか。
・時間がない人に向けて、無料の査定と訪問買取など幅広いサービスがある。

以上のポイントを元に、買取業者を見極めてお願いすることをおすすめします。

これだけのポイントをクリアしているおすすめの業者としてスピード買取のバイセル
があります。
気になる方は、まず無料の査定をお願いしてみて下さい。

→おすすめの買取業者はこちら

遺品整理が自分たちで出来ない場合は、専門の業者に依頼

遺品整理も、どれだけ大変な作業であるかを説明してきましたが、どうしても自分たちの時間が取れない、片付けるモノの量が多すぎる場合は、プロの遺品整理業者に依頼することをおすすめします。

遺品整理業者に依頼すると、費用はかかりますが、速く、キレイに片付けてくれます。

ただ、最近は遺品整理業者に依頼することで、高額請求される、間違ってモノを捨てられた!などのトラブルが増えているので、次に、業者にお願いする際の注意点を解説していきます。

遺品整理業者に依頼する時の4つの注意点

遺品整理業者に依頼する際に気を付けて欲しいことが4つあります。

注意点

注意点①契約前に追加費用/キャンセル費用の請求がどのようになっているか確認する
注意点②不用品を回収する許可を持っているか
注意点③一括見積もりして金額の比較をする
注意点④遺品整理当日に立ち会いが可能か

それでは順に紹介していきますね〜!

注意点①契約前に追加費用/キャンセル費用の請求がどのようになっているか確認する

契約前に、追加費用の有無や、キャンセルした場合の費用がどのようになっているか確認しましょう。

よくあるトラブルで、見積もりしてもらった金額はかなり安かったのに実際に作業してもらったら色んな追加費用で、見積もりの倍以上の金額になった!
ということはあります。

また、別の安い業者を見つけたので、キャンセルしようと思ったら、かなりの高額費用を請求された!というトラブルもあります。

金銭面でのトラブルに合わないためにも、契約前に、追加費用の有無と追加費用がある場合は、どこまで費用が請求されるのかを明確にしましょう。

きっちりしたいのであれば、追加費用はありませんと明記してもらうのも一つの手段です(※追加費用の請求がない場合)。

また、キャンセル費用がどのようになっているのかも契約前に必ず確認を取り、キャンセル料がかかってくる場合は、急かされても契約しないようにしましょう。

注意点②不用品を回収する許可を持っているか


一般廃棄物収集運搬業許可の許可を持っているか必ず確認しましょう。
不用品を回収するには自治体から「一般廃棄物収集運搬業許可」が必要になります。
もしこの許可を持たずに、不用品を処分すると、不法投棄となります。

不法投棄をしたのは、業者なので、何の責任も問われないと思われるかもしれませんが、捨てた人が分からなければ、持ち主を特定して、警察からあなたに連絡がくる!という恐れもゼロではありません。

契約前に、必ず「一般廃棄物収集運搬業許可」の許可を持っているか確認しましょう。

注意点③一括見積もりして金額の比較をする

最後に大事なことは、一括見積もりをして、金額比較をして業者を決めることです。
どうしても1社だけでは値段が分からないと思うので、最低3社から見積もりを取るようにしましょう。

遺品整理は、それなりの金額がかかってくるので、業者を決めるのも慎重に行うことが大事です。

なので、一括見積もりして、この業者にならお願いしても大丈夫!と判断した上で決めるようにしましょう。

注意点④遺品整理当日に立ち会いが可能か

遺品整理の作業時に、自分たちが立会できるように話しておきましょう。

これもよくあるトラブルで、処分すべきでないモノを処分されるというトラブルや、遺品から現金が出てきたけど、盗まれるということがあります。

必ず作業時には立ち会いをして、処分すべきでないモノが処分されていないか、不審な行為がないかを確認しましょう。

遺品整理の大変さを無くすためにも大事なのは「生前整理」

遺品整理は、残された家族にとっては時間・体力・気力を使うとても大変な作業です。
遺品整理で残された家族に苦労をかけないためにも、大事なことは「生前整理」をしておくことです。

生前整理プロのマナミ
生前整理は、自分が亡くなった後に向けて、身の回りを整理する作業です。
モノの片付けだけでなく、財産周りも整理していきます。

自分が亡くなった後を想像するなんて・・・と思われるかもしれません。
確かに、そんなすぐ死なないしと思われるかもしれませんが、自分が元気な間に気付いた今からでも準備をしておくことが大事であると言われています。

私も祖父の遺品整理の大変さから、生前整理を知って、少しずつですが、始めています。
以下に生前整理に関するお役立ち情報をまとめているので、是非参考にして下さい。

まとめ

遺品整理は、亡くなった故人が持っていたモノを整理することですが、人によっては、整理がなかなか出来ずに、そのままという方も多いです。
しかし、賃貸契約の解約などで、退去を余儀なくされる場合は、一刻も速い整理が必要です。
おすすめは、大きな家具家電を先に処分してから、財産周り、モノ、写真といった順に処分を行っていくことですね。

決して1人でするのではなく、家族の協力の元で行いましょう。
あとは、ブランド品や骨董品などの価値があるモノは、買取業者を利用することがおすすめです。

遺品整理には、とにかく時間・体力・気力が必要なので、自分たちで出来ない場合は、業者を使うのも一つの手段です。
費用はかかりますが、時間をかけずにスピーディーに確実に行ってくれます。
ただ、高額請求するような悪質な業者に依頼しないためにも、一括見積もりを行って下さい。

この記事があなたの生活のお役立ちになればと思います。