サトミ
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なんで私はゴミを家に溜めてしまうのだろう。
家族がゴミを溜めてることが信じられない!
こんな風に悩んでいませんか?
実はこれ、ただ片付けられない性格とか、だらしがないという問題ではないのです。
そこには、精神的な疾患や病気など、色んな要因から、このようにゴミを溜めてしまい、挙げ句の果てにはゴミ屋敷にしてしまったことが考えられます。
では、一体どんな人がゴミを溜めるのか、そこにはどんな原因があるのかを徹底的に解説していきます!
目次
ゴミを溜めてしまう心理的要因は?
そもそもゴミを溜めてしまう心理的要因にはどんなモノがあるのでしょうか。
以下のような要因が考えられます。
・仕事が忙しすぎて片付けをする時間がない。
・人間関係や何か精神的ダメージを受けるような出来事で、何もする気になれない状態となっている。
・片付ける意識はあるが、ゴミが溜まりすぎて、片付けの仕方が分からなくなってしまっている。
このように単純にだらしがない、やる気がないという問題ではないのが分かりますね。
次に、一体どんな原因でゴミ屋敷にしてしまうのか、またそれに対してどんあ対策をやるべきなのかを解説していきます。
ゴミ屋敷にしてしまう7つの原因とその対策は?
ゴミ屋敷にしてしまうのも、何かしらの原因が考えられます。
そこで、それぞれの原因とその対策をご紹介していきます。
原因①孤独感や、寂しい気持ちを紛らわせるため
これは、子供が独立した、自分のパートナーが亡くなったことから、寂しさや孤独を紛らわせるために、モノに執着して、モノが捨てられない事が原因として考えられます。
やるべき対策
家族が協力して、モノの整理を手伝いましょう。
このような場合は、一人ではどうしても片付けられません。
モノを捨てることに対して、否定的であるので、「捨てなさい!」という言葉はNGです。
例えばですが、「これ使ってないなら、貰えない?」という形で、譲り受けるように提案して、モノを減らしていくのも一つの手です。
原因②年齢による判断力の低下
高齢になってくると判断力が低下します。
それらの事から、ゴミが捨てられずにどんどんモノが増えてしまった事が原因として挙げられます。
まだ若い場合は、このような状態になることが理解できないかもしれませんが、年齢と共に体力だけでなく、判断力も低下していきます。
ゴミ屋敷にする方の多くが、高齢の方であるのは、このことが起因になっていることが考えられます。
やるべき対策
こちらも家族のサポートでモノの整理を行いましょう。
モノを捨てる際には、必ず本人に同意を得てから処分を行うようにして下さい。
原因③所有物への愛着が強くゴミを捨てられない
戦後のモノを大事にしないといけないという教訓から、モノを大事にするように教えられて、捨てることはもったいないという考えが捨てられず、ゴミを捨てられなくなっているのが原因としてあります。
やるべき対策
このような場合、今あるモノが本当に必要なモノかをまずは見極めましょう。
それで必要ないと判断できれば、本来は処分する対象にします。
しかし、このような方は、モノを捨てることに対して拒否感があるので、誰かに譲るか、リサイクルショップに持っていくなどして、捨てる以外の選択肢でモノを整理しましょう。
原因④部屋の大きさに対してモノが多すぎる
部屋の収納スペースの大きさに対して、モノが多すぎるのもゴミ屋敷になる原因として挙げられます。
収納スペースに収まらないモノを買ってしまうので、次第に、部屋の中までモノが溢れてしまい、ゴミ屋敷にしてしまう人が中にはいます。
やるべき対策
部屋を引っ越しするのが一番ですが、そのようにするのも費用や労力がかかってくるので、まずは、不要なモノがないかを整理しましょう。
基本的に、収納スペースの7〜8割となるようにモノを処分するのがベストとなります。
原因⑤買い物依存
買い物をすることが趣味で、好きなモノがあれば、何でも買ってしまうタイプの人は、モノが家に溢れてしまう傾向にあります。
捨てる量以上に、モノを買う量が多く、ゴミが溜まってしまい、ゴミ屋敷になってしまったというのがこのケースですね。
やるべき対策
買う時に本当に今必要であるか考えて買うように心がけてみましょう。
どうしても買いたい場合は、もし今同じようなモノがあれば、今あるモノを捨てて、代わりにその買いたいモノを買うことで調整しましょう。
そうすることで、モノが増え続けることを防ぐことができます。
原因⑥筋力の低下、介護状態で片付けられない
高齢になることで、筋力が低下し、そもそも片付けするだけの体力がない。
または、介護が必要な状態で、モノを整理するだけの体力がないということが原因として挙げられます。
やるべき対策
この場合は、家族の協力が不可欠です。
自分ではなんともできないので、家族が協力して、モノの整理を行いましょう。
勝手にモノを捨てるのではなく、本人の許可を得てからモノを捨てるようにして下さい。
原因⑦認知症や、ADHD(注意欠如多動性障害)などの精神的な疾患や障害がある
認知症の場合でよく見られるのが、モノを捨てるという判断が出来ずに、モノを貯め込む傾向が見られます。
このようなケースは、片付けないといけないという考えが出来なくなっている場合が多いです。
また、ADHD(注意欠如多動性障害)の場合、決まった日常業務や単純作業を苦手とするので、そもそも片付けができない状態が考えられます。
やるべき対策
まずは、病院に行って、専門家に相談しましょう。
これらの問題は、家族だけで解決するのは困難であるので、今の生活を改善するためにもまずは専門の所で治療を受けてみるのも一つの手段です。
どうしても手に負えない場合は、業者に依頼
これらのゴミ屋敷の原因とそれに対する対策を述べてきましたが、どうしても一人では出来ない、家族でサポートしきれないといった悩みがある方は、まず生前整理や遺品整理を行っている業者に相談・依頼することをおすすめします。
ゴミ屋敷を数多く片付けてきたプロの方になるので、本人や家族が悩んでいる気持ちに寄り添いながら、悩みを聞いてくれ、また片付け自体もスピーディーに行ってくれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ゴミ屋敷にしてしまう原因といっても、単純に性格やだらしないのではなく、さまざまな要因があるのが分かりますね。
一人で悩んでいる人は、家族や、病院、生前整理を行っている業者などに、まずは相談してみましょう。
また家族がゴミを溜め込んているという方も、否定から入るのではなく、まずはこの状況を受け入れて、サポートするという姿勢で寄り添ってみてはいかがでしょうか。