サトミ
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デジタル遺品って放っておいたらどんなトラブルが起きるの?
と疑問をお持ちではないですか?
遺品整理というとモノの整理を思いつく人も多いと思いますが、
最近では、このデジタル遺品に対するトラブルが急増しています。
スマホにパソコン、インターネットバンキング用の口座・・・色んなモノがデジタル化となっている一方で、これらのデジタル関連をしっかり整理していないのが現状です。
服や本などの目に見える形となっているモノと違って、デジタル関連は、誰もが確認できる”モノ”ではないので、気付かずに放置される可能性があります。
しかし、放って置くと、残された家族や、亡くなった本人自身にもとんでもないトラブルになる!なんてことも。
そこで、デジタル遺品を整理する上で、知っておかないといけないトラブル5選をご紹介します。
目次
放って置くと危険!デジタル遺品に関するトラブル5選
デジタル遺品の多くは、個人情報や、財産情報などの重要情報を管理しているので、厳重なセキュリティ構造になっています。
なので、家族が簡単に見る事は出来ませんが、放って置くと色んなトラブルの元となります。
そこで、デジタル遺品に関連するトラブル5つをご紹介します!
トラブル①個人情報の流出
スマホには必ず知人や仕事関係などの連絡先が登録されていると思います。
亡くなった後、スマホをそのまま中古品で売買する、業者に売るなどをしてしまった場合、そこに保管されている個人情報が流出してしまう可能性があります。
そうならないためにも、必ず個人情報を消去してから売買、処分する必要があります。
トラブル②ネット銀行やネット証券の引き出しが出来ない/損失があった
最近多いのが、ネットを使ったインターネットバンキングやネット証券。
株の売買も以前であれば、窓口まで行かないと出来なかったのが、スマホのボタン一つで、簡単に売買できるようになりました。
しかし、本人が亡くなった場合、それを管理していたIDやパスワードを知らなければ貯めていた財産の引き継ぎできないトラブルがあります。
またそれだけではなく、ネット証券やFXなどの外国為替証拠金取引は、知らない間に損失が溜まり、本人が亡くなった後で、家族が知った時には、とんでもない損失になっていた!というトラブルも現実に起きています。
トラブル③SNSの乗っ取り、なりすましの被害
FacebookやTwitterなどのSNSは今ではどれか一つに必ず登録しているのではないでしょうか。
これらのSNSも亡くなった後に放置していると、乗っ取りや、なりすましで嘘の情報を流されたりし、トラブルになることがあります。
トラブル④保存したデータが見られない
パスワードなどが分からなければ、家族が確認しようにもその中に残っているデータを確認することはできません。
パソコンや、スマホは、ログイン時のIDやパスワードを設定していますよね?
亡くなった後に、IDやパスワードが分からなければ、そこに保存している写真や、遺言など家族が知っておくべき情報が見れないというトラブルがあります。
葬儀の執り行い時に、本人が仲が良かった友人への連絡や、過去に撮った本人や家族と一緒に写っている思い出の写真などを見ることができなくなってしまいます。
トラブル⑤家族が知らなくて良い秘密のデータを見てしまった
過去の恋人や、知られたくない浮気や不倫時に撮った写真などは、本人だけの秘密情報であって、家族は見なくても良い情報が公開され、家族にショックを与えてしまうという可能性があります。
亡くなった後に、なんとなくパソコンやスマホを整理していたら、今まで知らなかった秘密を知ってしまうというこのようなケースは少なくないです。
家族に知られては困るものは、しっかり整理しておく必要があります。
デジタル遺品のトラブルに合わないために必要なのは生前整理
このようなデジタル遺品でトラブルに合わないためにも、生前整理をしておく必要があります。
以下の情報は、エンディングノートにまとめておき、家族に引き継げるようにしておきましょう。
・ネット口座やネット証券などのログイン情報
・パソコンやスマホのログイン情報
写真や動画などは、見られても良いものは、SDカードやDVDなどに焼いておくなどして、整理しておきましょう。
逆に見られたくない写真や動画などは、「死亡時自動削除ソフト」で管理することをオススメします。
これは、パソコンなどを指定した期間使用されない場合は、自動で写真が削除される仕組みとなっているので、便利です。
おすすめとしては、以下の2つになります。
デジタル遺品のトラブルでお困りの場合は、業者へお願いしましょう
パスワードがどうしても分からない!
一人ではとても整理できない。
そんな場合は、デジタル遺品整理を行なっている業者にお願いしましょう。
これらの業者では、パソコンやスマホのパスワード解除から、パソコンの初期かや、ネット口座を使用していたかどうかの痕跡まで見つけてくれたりと、幅広いサービスを提供してくれています。
一括見積りも行ってくれるので、自分に合う業者を比較しながら選べるので、お困りの方は、こちらを検討してみるのも一つの手段です。
まとめ
以上となります。
デジタル遺品は目に見えないので、放置されがちですが、放っておくと大変なトラブルになる事が分かりますね。
しかし、これからどんどんデジタル化が進んでいくので、ますますこれらのデジタル情報をしっかり生前整理しておく必要性が高まってきます。
是非この記事を参考にデジタル関連の生前整理を始めて頂ければと思います。