サトミ
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親の身の回りのモノが溢れていてなんとかしたい!
生前整理を勧めたいけど、どうやって勧めたらいいの?
とお悩みではないですか?
親の生前整理をする場合、
「死んだ後の話をするのは、縁起でもない」
「話を切り出すタイミングが分からない」
となかなか勧められずに、そのまま何年も放置し、ある日親が突然亡くなってしまったというケースも少なくありません。
この場合、親の家の片付けはあなたに突然降りかかってきます!
そうなってしまった時には遅く、多大なる負担となってしまいます。
気付いたらすぐに始めなければいけません。
そこで、親への生前整理を上手く勧めて必ず成功するやり方を6つのポイントで解説します!
目次
なぜ親の家は片付かない?知っておくべき4つの原因を紹介
そもそもなぜ親は片付けられないのか疑問をお持ちではないですか?
だらしがない、片付けをサボっているという単純な原因ではないかもしれません。
色んな心理的、精神的要因から片付けらない、モノが溢れているといった場合があります。
そこで、知っておくべき4つの原因を紹介します。
原因①孤独からモノへの執着
モノが捨てられない深刻な心理適用要因は、「孤独」です。
子供が独立し、誰も家に来る人がいない寂しさを紛らわすために、気付かぬ内にモノに執着し、次第に家にモノが溢れてしまうことがあります。
原因②もったいない気持ち
親世代は、戦後の貧しい時代を経験している人もいます。
そのため、豊かな時代になった今でももったいない精神が捨てられていない!という人も中にはいます。
その結果、いらないものがあっても捨てられず、モノが増え続けてしまうのです。
原因③安いモノを買い漁る
安いモノをみると、どうしても買いたくなって気付いたら要らないモノを沢山買っていたという!話に心当たりはないですか?
割引になっている、2つ買うと安くなるからと、必要かどうかをあまり考えず、ついつい買ってしまう・・・
それが積み重なると、捨てる量以上に、買う方が多くなり、モノが増えてしまったことが原因として考えられます。
原因④筋力低下、気力低下
年齢による筋力・気力低下で、片付けができなくなっている可能性が考えられます。
特に、介護が必要な人の場合だと、手の届く範囲で生活するために周辺にモノが置かれたままになってしまい、モノが溢れているという事が考えられます。
この場合、片付けたいけど、体力的に出来ない場合が考えられます。
これら4つの原因から、単純にダラシがなくて片付けられないという気持ちではないことが分かりますね。
では、どのようにすれば、親の生前整理を上手くやることが出来るのか?
次に説明するポイントを抑えておけば、あなたも親の生前整理を上手くやることはできます!
では見ていきましょう〜
親の生前整理を成功させる6つのポイント
親の生前整理を成功させるためには、まず前提として家族の協力が必要です!
一方的に「片付けて!」では、絶対に上手くいきません。
上手く進めるための、親とのコミュニケーションの取り方や、やり方を6つのポイントで紹介していきます!
1.片付けは基本一緒にやる
親だけでなく、家族も一緒に片付けをしましょう。
片付けは時間と労力が必要な大変な作業です。
一緒にやるという気遣いをすることで、親も前向きな気持で向き合ってくれます。
2.最終的なモノを捨てる判断を行うのは親
モノを捨てる判断は、家族ではなく必ず親に判断してもらいましょう。
また、今まで捨てられなかったものをすべて捨てるように強要してはいけません。
「捨てる」、「捨てろ」は最大の禁句と心得て下さい。
親の気持ちを考えて、捨てるではなく、リサイクルに出す、「これ私にちょうだい!」と捨てる以外の提案をし、捨てることにネガティブになっている気持ちを分かってあげましょう。
3.「部屋が汚い」、「足の踏み場もない」などのネガティブな発言はしない
片付けを前向きに取り組んでもらうには、
「これから生活がしやすくなる!」
「部屋がスッキリする」
などのポジティブな発言を心がけましょう。
人間はネガティブな感情では前向きな行動は行いづらいです。
「部屋が汚い」、「足の踏み場もない」などのネガティブな発言は、控えましょう。
親がせっかく前向きに片付けを行っていた気持ちを後ろ向きなものにさせてしまいます。
4.残すモノの置き場所は安全を重視
目線ぐらいまでの高さに置くのがベストとなります。
身の周りのモノが溢れて何が問題なのかというと、「危険」だからです。
「床に置いてある荷物につまずいて骨折した」
「手が届かない場所の荷物を無理に取ろうとして、ぎっくり腰になった」
という高齢者の方の話も良く聞きます。
これらの問題は、適切な場所にモノを置いていないからです。
そこで適切な場所と言うのが、「目線ぐらいまでの高さまで」となります。
それ以上の高さの場所には、モノは置かないようにしましょう。
5.大切なモノはエンディングノートに記載
片付ける中で、中には土地の登記簿が見つかった!などの重要書類が出てくることもあります。
重要書類として、大切に保管することも大事ですが、どのような重要書類があるのかを記録しておく必要があります。
そこで、活用できるのが「エンディングノート」です。
重要書類の保管場所や、各種手続きの解約方法、終末医療の治療方針など自分自身に関係するあらゆる事を記載できるノートなのです。
こちらに記載をしておくことで、もしも万が一何かあった場合に、それを家族が見て、何かしらの対応ができます。
また大切なモノの場合は、自分が亡くなった時に、処分をするのか、誰かに引き継いで欲しいのか、そういった事もこのノートに書いておくと、いざという時にとっても役立ちます。
6. どうしても上手く出来ない場合は、業者を活用
「あまりにも処分するモノが大量にある」
「遠方に住んでいてサポートが難しい」
「家族でサポートしたけど上手くいかない」
このような場合は、生前整理を行っている専門の業者を利用することをおすすめします。
第三者が介入する事に抵抗が・・そんな風に思われる人もいるかもしれません。
しかし、生前整理だけでなく、遺品整理などの幅広い業務を行うプロになるので、顧客の状況や悩みに合わせて、顧客に寄り添ったサービスを提案してくれます。
私も、生前整理のサービスを利用しましたが、こちらの疑問に徹底的に答えてくれ、親身になって相談してもらえたのを覚えています。
そういった対応を見て、生前整理をやる気持ちもより前向きに行えました。
家族だけでとても出来ないという場合は、是非生前整理を行うプロの業者に一度頼んでみてはいかがでしょうか。
そこでおすすめしたいのが、「みんなの遺品整理」です。
無料で3社まで一括見積りをしてくれるので、色んな業者に相談の上、決められるのでとても安心です。
⇒【みんなの遺品整理】
まとめ
以上となります。
親の生前整理は、自分自身の生前整理以上に時間、体力だけでなく気力も使います。
今、親世代で片付けられない人は増えて問題になっています。
でも、このような問題も、周りのサポートと親が今どのような状況にいるのかを否定的にではなく、しっかり受け入れてコミュニケーションを取ることで必ず成功させることはできます!
家族でサポートしても上手くいかない場合は、最後に述べましたが、生前整理を行っている業者のプロに相談するのも一つの手です。
是非この記事を参考に、親の生前整理を進めて頂ければと思います。