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サトミ

大学受験失敗、激務のSE時代、退職、身近な人の死・・・10代、20代と目まぐるしい時間を過ごしてきた中で、自分の人生ってなんだろうと深く考えるようになる。 モノと気持ちの整理をすることで、より豊かな人生を歩みたい、そんな思いでこのサイトを運営中。

30代から始める生前整理のやり方30代でやる生前整理って何したらいいの?
そもそも30代で生前整理する意味ある?

とお悩みではないですか?

30代である私自身も、生前整理を行っていますが、最初やる時は同じような疑問がありました。

私自身がやり始めたのは、色んなきっかけがあった訳ですが、生前整理をやって思ったのが、

  • やって損した!という気持ちは微塵もない
  • むしろ、肩の荷がおりるようなスッキリした気持ちになる
  • 将来に向き合うことで漠然とした不安を減らせた
  • 部屋がスッキリとする。合わせて気持ちにゆとりが出る

ということでした。

30代で生前整理をやり始めたきっかけ、
そして生前整理をやる意味ややり方について、詳しくまとめているのでご覧ください。

生前整理とは?

生前整理とは、その名前の通り生前に身の周りのモノを整理することを言います。

ここでは、服や本などの形あるモノだけではありません。

預貯金や株などの財産関連も対象になります。

何で生前整理するのか?というと、遅かれ早かれ迎える“自分の死”ということに対して準備をするということです。

自分の死というものを真剣に考えた時に、

・自分の財産というモノがどれだけあって
・またその財産を誰に引き渡すのか
・財産だけでなく、モノも誰に片付けてもらって、また誰に引き継いでもらうのか
・飼っているペットはどうなるのか
・自分の恋人にはちゃんと伝えるべきことを伝えられているか
・家族とのわだかまりがあってずっと疎遠になっている

と、実は考えだすとやるべきことは沢山あります。

30代で生前整理を始めた理由は「目の前にいた祖父母と実は血が繋がっていなかった」

中学になったある日。
何気なく私は母から、母方の祖父母の話をされました。

「お母さんの、本当のお父さんとお母さんは交通事故で死んでいる」

ということでした。

中学生なので、この手の話の理解はできるレベルでした。
でも、少し意味が分かりませんでした。

なぜなら、母方の祖父母が生きていたから。

「いるじゃん!」

という気持ちと同時に、

「実は血が繋がっていなかったんだ」

という、大げさかもしれませんが、ドラマなんじゃ?
と思うぐらい、自分にとって衝撃で頭が混乱した記憶があります。

3歳だった当時の母は、祖父母の死後、母の姉と共に、祖父の弟夫婦に引き取られて育てられたのです。

本当の孫として接してくれていた祖父母が実は血の繋がりがなかったなんて・・・という気持ちでしたが、この時に始めて人の死や血縁関係について考えるようになりました。

そして大きなきっかけになったのは、私が30代になろうとしていたある祖父母の命日の日。

いつもお墓参りに行っていました。
亡くなった祖父はとにかく働き者。
トラックの運転で全国を駆け巡っていたそうです。

「亡くなったその日もトラックで仕事に行っていて。
でもちょうどその日は、秋のお祭りの日だったの。
お祭りに行くのを休んでまで、お父さん仕事に行っていたみたいで。
あの時、お祭りを選んでくれてたらお母さんの人生変わってたのかな・・・」

人生の選択で、思わぬ事故にあって死んでしまうのを身近で目の当たりにした気分でした。

そこからです。
私が、後悔しない人生って何だろう?
自分の人生を考えてだすようになったのは。

その中で、「生前整理」に出会い、やってみたいと思うようになったのです。

30代でやるべき生前整理のやり方は?

やると決めても私自身何からやったら良いのか分からず、とにかく本やネットでまずは色々調べてみました。

調べてやったのが、大きく以下の3つ。

・モノの整理
・財産の整理
・気持ちの整理

どれも優先順位は高いのですが、やりやすい順は上記の順番かなと。

気持ちの整理というのは時間を要するのと、気持ちにわだかまりがあればあるほど、気が重く時間もかかるなと思いました。

それぞれについて順に説明していきたいと思います。

モノの整理

モノの整理と聞くと、単純に片付けると思われるかもしれませんが、どちらかというと“手放す”という考えの方が近いですね。

整理整頓と考える人も多いようですが、見直すべきは持ち物の要不要

私の場合、自分が持っているモノで一番多いのが圧倒的にでした。
その次に本とやCD、DVD関連といった形ですね。

服に限らずモノの整理の方法は、これだけ!

「1年以上使っていないモノは手放す」

これに尽きますね。
ちなみに、どうしても手放すには・・・と迷ってしまうものもあります。

このような迷うモノは、迷いボックスを作って、1ヶ月後とかにもう一度再検討してみましょう。

そして、切分けができれば、手放すモノが買取できないかを確認してみるのがベスト!

私は、服がかなりの持ち物だったので、大量に処分しました。
ざっとこれだけ。
服の買取商品すべて

ただ処分しただけではなく、買取してもらいました。
意外にも、実はこれだけ売って2,700円という高値で買い取ってもらえたことにより、服の処分が楽しくなりました。

気になる方は以下に詳しくまとめているので参考にして下さい。

服の整理に加えて、お金が入るという二重の喜びを体験できたおかげで、身の回りもスッキリできました。

POINT・モノの整理の考えは手放すことが基本
・迷うモノは期限を付けて再考してみる
・手放すモノは、買取できないか確認

財産周りの整理

財産周りだとエンディングノートというもので、ノートに書き出しておくのが一番。

これをしておくことで、何かあっても家族や大事な人がそのノートであなたが持っている資産を把握できます。

あと、私がやったことは、クレジットカードの整理。
かなり恥ずかしい話なのですが、実はわたし、過去に100万円以上の借金をしたことがあります。

以下にその経緯をまとめています。

その原因は、クレジットカードを複数持っていて、何にどれだけ使っているのかということが整理できていなかったんですよね。

こんなことがないと整理できないのか・・・と笑われるかもしれませんが、そもそも財産周りの整理に対して全く手を付けていなかったので、この機会にクレジットカードを1枚にまとめました。

その整理術を以下にまとめています。

POINT・エンディングノートで自分の財産管理を書き出す
・クレジットカードなどはできるだけまとめる

気持ちの整理

要は伝えたいことを整理する、関係性が思ったように上手くいっていない人との関係を整理するといった感じですね。

家族とわだかまりがある
いつも大切な人に伝えたいことが伝えられていない

といった人は気持ちの整理をやりましょう。

ただ、家族とのわだかまりがあるけど、別に関係を修復したくないなら、それでも良いと思います。

でも、もし関係を修復したいけど、出来ていなくて・・・というなら何かしら手を打つべき。

以下に私が親に感じていたわだかまりや不満をどう解消していったのかまとめているので参考にしてみて下さい。

これは私自身もまだまだ勉強中なので、これからもここに書き足していけたらと思っています。

明日やろうは馬鹿野郎。昔のプロポーズ大作戦に学ぶ教訓

明日やろうは馬鹿野郎

このセリフ、聞いたことありませんか?

私が大好きだったドラマ山Pと長澤まさみ主演のドラマ「プロポーズ大作戦」でのセリフ。

明日というのは誰にも分からない。
だからこそ、やるべきことを先延ばしにしてはいけないという教訓をこのドラマの中で語られていたなということを思い出しました。

何でも面倒なことって先延ばしにしがち。
そういう自分もあるいみ受け入れることも大事ですが、今一度一歩踏み出してみると違った世界が見えてくるなと思ったので書き記しておきます。

まとめ

世の中が便利になりすぎて、しかも日本という国がら、危機管理というのが薄いなと感じています。

自分の死というと現実味がないかもしれませんが、本気で考えるとやるべきことって実は沢山あります。

その小さな積み重ねをすることで、自分の人生というものはより豊かに幸せになることができると思っています。

あなたも今から始めてみませんか?